昨今、少人数婚や家族婚が流行っているなか、私たちは「和婚スタイル」を利用して家族のみの結婚式を挙げました。
この記事では、和婚スタイルを利用した感想、メリット&デメリット、実際の準備の過程などをご紹介します。
わたしが和婚スタイルを選んだ理由
和婚スタイルを選んだ理由は大きく以下の2つです。
①費用が安い
他社も2社ほど見積もりを請求しましたが、和婚スタイルは他社より10万円以上安かったです。
他社で見積もりが高くなった理由の一つに、会食プランの最低人数が設定されていることがありました。
私たちは参加者10名の家族婚をする予定だったため、例えば会食プランの最低人数が16名である他社の場合は、16‐10=6名分の費用を余計に支払うことになってします。
この点、和婚スタイルでは、参加人数の10名分のみの支払で良いプランになっており、余計な費用を支払わずに済みました。
②衣裳の質と量
和婚スタイルは衣裳のバリエーションが多く、ホームページに載っている衣裳以外にも様々な衣裳を見学時に見ることができました。(※各支店により保有している衣裳は異なります。)
衣裳の生地も上質で、他社の衣裳よりもしっかりとした生地で作られていると感じました。
和婚スタイルの良かった点
〇 メール打ち合わせ可
〇 他社より安い
〇 衣裳が豊富
〇 オプションを断りやすい
〇 クレジットカード払いが可能
私たちは挙式をする都道府県から遠く離れた場所で暮らしていたため、対面形式での打ち合わせを何度も行うのは困難でした。
しかし、和婚スタイルでは衣裳合わせ以外はメールや電話でのリモート打ち合わせで対応していただけるため、大変助かりました。
契約時に頂いた概算見積もりに、基本プランとオプションの料金が全て載っていたので、それを見ながらどのオプションを追加するかを自宅でゆっくり吟味することができました。
対面での打ち合わせと違って、メール打ち合わせでは不要なオプションを勧められることもなく、あとから「このオプションやっぱりなくてもいいや…」となった場合にも、メール一つで断れるのでとても気が楽でした。
支払方法は銀行振り込みのほか、クレジットカード払いが可能です。
私は還元率1%の楽天カードで支払ったので、合計約80万円の支払額に対して約8千円分のポイントが還元されました。クレジットカード払いを選択して 「ポイ活」 することをオススメします。
和婚スタイルの良くなかった点
△ メールでのやり取りだと時間がかかるし伝わりにくい
△ フォトアルバムのオプションを強く勧められた
△ 申込み前の衣裳見学で試着できるのは3着だけ
△ 髪飾りがイマイチ
メールで打ち合わせができることは楽な反面、1往復のやり取りに時間がかかってなかなか話が進まない、文章の意図を誤って解釈されるなどのデメリットもあります。
とくに急ぎ事項などは電話で直接お話しすることをオススメします。
とくに式場や会食会場の予約は、大安などの日取りの良い日だとすぐに埋まってしまうため、電話でスピーディにやり取りして決めていく方が良いでしょう。
私の場合も、式場と会食会場の予約を取るまでは電話でやり取りし、一旦予約を取ってしまってから詳細なプランをゆっくりメールで決めていきました。
その他、和婚スタイルは元々写真の会社だったそうなのですが、「フォトアルバムに自信があります」と言ってフォトアルバムのオプションを対面でお勧めされました。
このフォトアルバムの値段が少し高かったので、私は後からメールで断ったのですが、勧誘が苦手な方は少し戸惑うかもしれません。
(※フォトアルバムのオプションを外しても、ロケーション撮影や集合写真の写真データは全て貰えます。)
また、髪飾りは正直言ってあまり種類がありませんでした。自分でネットで探す方が気に入ったものが見つかるのではないかと思います。
挙式までの準備スケジュール
半年前 衣裳見学フェア(新婦)、申し込み
5か月前 神社と会食会場の予約
3か月前 衣裳合わせ・大枠プラン決定
1.5か月前 メール打ち合わせ開始
1か月前 ペーパーアイテム準備
1週間前 見積もり確定
3日前 会食会場にペーパーアイテム等を送付
1日前 支店にてクレジットカードで支払い
<半年前> 衣裳見学フェアから申し込みまで
まずは新婦一人で衣裳見学に行きました。
ちょうど衣裳見学フェアが開催されていたため、店内には他のカップルも2組ほどいました。
白無垢1着、色打掛2着を羽織らせていただきました。(※まだ申し込みをしていないため、この時点で衣裳を決定する必要はありません。)
衣裳を見た後にテーブルに案内され、そこでプランナーの方に「本日この場で和婚スタイルにお申込みいただけたら特別に5万円相当の割引をさせていただきます」と急に言われました。
事前に他社の衣裳見学に行っていた私は、和婚スタイルの衣裳の方が生地の質、柄ともに格段に良いと感じたため、即決で申し込みました。
この時点で挙式の希望日と希望の神社が決まっていたのでプランナーに伝えると、会食会場の候補をいくつか紹介していただけました。
各会場の神社からのアクセスや、会場の雰囲気、着替え部屋の有無などの情報も含めて色々と教えていただけました。
<5か月前> 神社と会食会場の予約
神社の予約申し込みは自分で神社に電話して行い、会食会場は和婚スタイルを通して予約してもらいました。
その後、衣裳合わせまではとくに何も準備等はしませんでした。
会食会場は、着替え部屋のあるところを選びました。
会食会場に着替え部屋がない場合は、【和婚スタイルの支店で着替え→神社→会食会場→支店へ戻って着替えて解散】となるらしく、移動が増えて大変だと思ったので、着替え部屋のある会場を選びました。
<3か月前> 衣裳合わせ・大枠プラン決定
衣裳合わせは新郎新婦の二人で行き、それぞれ2~3着候補の衣裳を羽織らせていただきました。
新婦の衣裳は、衣裳フェアの時にいいなと思った衣裳の中から選びました。新郎の衣裳(紋付袴)は新婦の衣裳ほど種類が多くありませんので、それほど悩まずに決定できました。
衣裳決定後、その場で打ち合わせを軽く行って大枠のプランと大まかなスケジュールを決めました。
会食の流れ(誰がどのタイミングで挨拶をするのかなど)は、和婚スタイル側からお決まりのパターンを提示していただけたので、とくに悩むこともなく決めることができました。
<1.5か月前> メールでの詳細な打ち合わせ
その後、メールでの詳細な打ち合わせを始めました。
衣裳合わせの時の打ち合わせでフォトアルバムのオプションを勧められ、断り切れずに付けてしまっていたのですが、「やっぱりこのオプションはいらないな」と思ったのでメールでキャンセルしたいとを伝えました。
すると、すんなりとキャンセル対応をしていただけました。
<1か月前> ペーパーアイテム等準備
節約のためにペーパーアイテムのオプションは頼まず、自分でネットで探した安い業者に依頼しました。また、髪飾りも自分でネットで探して調達しました。
<式前日> 支払と最終打ち合わせ
式前日に和婚スタイルの支店に伺い、クレジットカードで全費用を支払いました。
クレジットカード払いでない払込書での支払いであれば、支店に行く必要はなかったのですが、私たちはクレジットカードのポイント還元が欲しかったのでわざわざ支店に行って支払をしました。
ついでにプランナーさんと翌日の段取りについてもう一度おさらいをしました。
挙式当日のサポート
当日、会食会場で着付けヘアメイクをしていただき、神社へと出発しました。
神社に到着すると専属カメラマンが待機しており、さっそく挙式前にロケーション撮影をしました。撮影の間もずっとヘアメイクさん2名に付き添っていただけました。
その後、神社の親族控室にて挙式の説明を受け、挙式を執り行いました。
挙式後は集合写真撮影をした後、色打掛へ着替えてまたロケーション撮影を行いました。
一通り撮影が終わったら、会食会場へ戻りました。控室でもう一度ヘアメイクを整えていただき、会食へ。
会食中は、会場のスタッフの方々が時間を見て挨拶や両親への贈り物贈呈のタイミングなどを教えてくれました。
司会なしのプランだったので、それ以外は本当に自分たちで好きにお話するだけでした。
会食終了後の着替え時には和婚スタイルのヘアメイクさんがお手伝いしてくだりました。
和婚スタイルをオススメする人
和婚スタイルは以下のような人にオススメです。
・ 少人数の家族婚をしたい人
・ とにかく費用を抑えたい人
・ 対面式打ち合わせが困難(または苦手)な人
家族婚や神社婚に特化したブライダル会社は他にも ありますが、そのなかでも和婚スタイルは、低予算で優良なサービスを受けられるコストパフォーマンスの良いブライダル会社でした。
また、少人数向けの挙式+会食プラン等をメインで扱っているため、家族婚のための情報を多く提供していただけ、大変助かりました。
以上、神社婚かつ家族婚や少人数婚をお考えの皆さまのご参考になれば幸いです。