SUUMOの情報は嘘?おとり物件?転勤族が内見なしで賃貸契約するまでの実体験

 

 

この記事では、転勤族が部屋探しの繁忙期(1月)に、内見なしでエイヤッ!と賃貸契約しちゃうまでの経緯と、そこから学んだことを記しています。

 

内見せずに決めるまでの4ステップ

 

ステップ① SUUMOで物件探し

 

年明け早々、夫に転勤辞令が出ました。

2月に引っ越さなければいけません。

 

早速、SUUMOでいいなと思った物件を10件、お気に入り登録。

10件もあればきっとこの中のどれかに住めるよね~ と思っていました。

 

 

ステップ② 最新の空室状況を確認

 

最初に、準大手の不動産A社に、第4候補までまとめて空室状況を問い合わせました。

 

4件中1件はA社がSUUMOに掲載している物件でしたが、その他3件は他社が掲載している物件でした。

 

結果、A社からの返事は「4件とも埋まっています」

 

次に、埋まっていると言われた物件の一つについて、念のため掲載元の不動産B社に問い合わせました。

 

B社は地域密着で、店舗は1店舗のみの小さな不動産会社です。

 

B社からの返事は「空室なのでご案内可能です」でした。

 

えっ、A社には埋まっていると言われたけど、どちらかが嘘をついている‥‥!?

 

 

ステップ③ 現地で不動産めぐり

 

一日勝負の不動産めぐりDayとして、現地に赴きました。

 

この日のうちになんとしても部屋を決めてしまいたい!!!!

 

最初に、訪問予約していたA社へ。

 

準大手のA社なら取扱い物件数も多いだろうと期待していましたが、紹介された物件のうち内見したいと思ったのは0件でした。

 

A社を出て、B社に「今から行って良いですか」と電話したところ、「うちは営業マンが少なく、今日は予約がいっぱいで…」と断られました。

 

地域密着の小規模な不動産屋こそ、予約しておくべきだったと反省。

 

そこで、駅前の超大手の不動産C社に飛び込み訪問することに。

 

C社は全国展開していてCMもよく見る、誰もが知っている会社です。

 

C社では、SUUMOでお気に入りに登録した10件全てを調べてもらいましたが、やはりことごとく埋まっていました。

 

ただ、地域密着のB社に空いていると言われていた物件については、「B社のみの取扱いなので、うちでは紹介できない」とのことでした。

 

A社のように「埋まっている」と言われるよりも、納得感がありました。

 

C社のオススメ物件を何件か紹介してもらいましたが、いいなと思う物件は前の入居者がまだ住んでいて内見できない所や、新築で建築中のため内見不可の所ばかり

 

でも、数週間後にまた内見に来るのは面倒です。

 

内見できるのを待ってから契約となると引っ越しが遅れてしまいますし、そうこうしている間に埋まってしまうかもしれません。

 

この先ネットに上がってくる物件を待つのは、退去予定がさらに先になり、転勤の引っ越しのタイムリミットに間に合いません。

 

不動産屋いわく、

 

・どの不動産屋も同じサイトで調べるので、不動産屋めぐりは意味ない。

・SUUMOの情報は少し遅れていて、掲載中でも空いていないことがある。

・人気物件は退去日前に内見なしで埋まる。内見なしで決める人は多い。

・逆にいつまでも内見できて空いているような物件は何かがある。

 

とのこと。

 

嘘か本当かは分かりません。

 

 

ステップ④ 物件の外観と町内の様子を見学

 

というわけで、候補物件の外観と周辺の町の様子だけ見学させてもらうことになり、

 

‥‥室内を見ずに、退去前の物件を思い切って契約してしまったわけです。

 

 

SUUMOの情報は嘘なのか!?問題

 

SUUMOでお気に入り登録した物件のほとんどが問い合わせしてみたら埋まっていた件。

 

最初は「空いているのに空いてないと言って、他の物件を契約させようとしているんじゃ?」と不動産屋を疑いました。

が、ほとんどの物件が本当に埋まっていたのだろうと思います。

 

実際に、我々が契約した物件も、3週間後まで複数の不動産屋によりSUUMOに情報掲載されたままでした。

 

これがわざとなのかはわかりません。

 

ただ、我々が賃貸契約した翌週の1月2週目には、SUUMOで希望の条件に合う物件の数が半減しました。

 

よって、1月から賃貸契約の繁忙期で、物件がすぐに埋まってしまう時期だということは感じました。

 

 

内見しないで契約するのはアリか

 

アリかナシかというよりも、そうせざるを得ないことがあると思いますが、

 

・キレイさが確約されている新築物件

・室内の写真が豊富にあってイメージしやすい物件

 

などは内見なしもアリだと思うようになりました。

 

今回契約した物件は新築ではありませんが、決め手になったのは

 

・室内の写真やパノラマ映像が豊富でイメージしやすかった

・建物外観がきれいだった

・周辺の町の様子が気に入った

 

ことでした。

 

町の様子については、訪問できずにグーグルマップで見るしかないという方もいるかもしれません。

 

ですが、実際に町の主要な道路の様子や、物件の前の道の様子、物件から最寄り駅までの道を不動産屋に車で案内してもらったことで、そこで暮らすイメージが出来ました。

 

室内に入れなくても、実際に現地に行ってみて良かったと思います。

 

 

まとめ|今回の部屋探しの学び

 

ということで、今回の部屋探しから得た学びは以下のとおりです。

 

①1月〜3月は不動産の繁忙期!SUUMOの情報更新はタイムラグあり

とくに自分がいいなと思っている物件は他の人もいいなと思っているので、繁忙期ならすでに埋まっていることが多い。

 

また、埋まったのにわざと掲載終了していない物件もあるかも!?

 

②内見できるのを待っていると人気物件は埋まる

本当か嘘かはわからないが、人気物件は内見なしで決める人も多いらしい。いつまでも内見できるような物件はなにかがある‥‥?

 

③室内が内見できなくても現地に行ってみると良い

建物の外観、周辺の町の様子だけでも不動産屋に案内をお願いすべし!

 

④特定の不動産屋のみでしか取り扱っていない物件というのがある

他社は「埋まっている」という一言で済ませることがあるため、SUUMOの掲載元の不動産屋にも問い合わせるべし!

 

 

以上、繁忙期の部屋探し体験談でした。